集計し、補助的に整理しなおすのがいいでしょう。
パレート図は、改善対策実施後にも作成します。
そして対策実施前につくったパレート図を重ね合わせると、対策の効果のほどが一目瞭然わかります。
それは、あとで見てみましょう。
パレート図によって、不良項目、すなわち問題点がクローズアップできます。
そうして問題特性がわかったら、その原因を洗い出す必要があります。
問題となった(または問題となっている)結果と、その問題に影響を及ぼしている原因(これを”要因”という)との関係を体系的に洗い出すのです。
これには「特性要因図」を使います。
ちょうど魚の骨の形のように要因を整理した図のことで、真の原因は何か、をつきつめるのに役立つ手法です。
M工業の場合に最大の問題点だとわかった「柄ずれ」を例にとって、特性要因図で原因をさぐってみましょう。
常道として、作業者、設備機械、作業方法、材料を大骨にとるのですが、図の作成法を次ページに示します。
大骨の要因を書く。
ふつう作業者・設備機械・作業方法・材料の”4M”を書くと次の展開がしやすい。
なお、大骨の要因は、四角の枠で囲んでおく。
中骨、小骨、孫骨の順で要因と思われるものを書き込んでいく。
適宜、思いついた要因を、中骨、小骨、孫骨のいずれに位置づけたらよいか考えながら補足したり、合併、整理する。
重要と思われる要因は、その度合いに応じて○や□で囲んだりして目につくようにするなお、特性要因図でも表題、作成年月日、作成者を記入しておきます。
これらのことはどんな図をつくるときにも記入するよう、クセにしておくことです。
直接関係する作業者が主体でつくるが、関連発想大歓迎、前後工程の作業者や関係技術者に参加してもらったり意見を求めると、なおよい。
追加、手直し、大いに結構。
そのために、職場に大きく貼り出して自由に記入するようにしておくのもよい。
要因は(原則として)多ければ多いほどよい。
対策がとれそうなレベルまで、とことん掘り下げる問題(特性)は具体的に個別製品、個別不良を設定すること。
それも、できれば数量表現を付記しておくこと忘れてはならないのは、なぜ特性要因図を書いているのか、「何をどのように改善するかを考えているのだ」という目的を常に念頭においておくことです。
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